「ディープな街 京都で横と繋がり、絵を描く」イラストレーター MIZPAMさん

「ディープな街 京都で横と繋がり、絵を描く。」

~イラストレーター MIZPAM~

杉岡瑞穂(すぎおか みずほ)さん

昭和58年生まれ。宮崎県出身。京都嵯峨芸術大学卒業後、デザイン事務所での勤務を経て独立。現在、イラストレーターMIZPAMとして様々なイラストを手掛ける。その他、ライブハウスやクラブ、イベントでのライブペイントを行うなど幅広く活動中。

“イラストレーター、MIZPAMとして”

Q.現在、イラストレーターとしてどんな仕事や活動をされていますか?

A.今は、広告とかロゴデザイン、CDジャケットのイラスト、Tシャツとか。イラストが入っているものだったら何でも引き受けてますね。あと、ライブペイントっていうのもしていて、ライブハウスとかクラブ、飲食店とかのイベントに出させてもらってます。そこから依頼がきて、飲食店、洋服屋さんとかの壁画を描いたりもしています。

Q.ライブペイントとは何ですか?

A.音楽ライブをやってる横で、3~4時間くらいずっと絵を描き続けるんです。主催者によってはこんな絵を描いてほしいっておっしゃる方もいれば、自由に描いてっていう方も多いですね。音楽に合わせるよりかは、場の雰囲気に合わせて描いてます。イベントのちょっと面白味を加えるために呼ばれることも多いんですが、クライアントさんの意思を優先するイラストの仕事とはまた別に、自由に描ける場所だと思います。

Q.この仕事を選んだ理由は何ですか?

A.好きなことだから。絵を描くのは小さい頃からずっと続けてきたことで、それでお金をもらえる、って幸せですよね。

独立してからは、食べていかないといけないので、デザインからウェブから何でも仕事を受けました。その時は、MIZPAMという名前でお客さんが来るわけじゃなくて。別に私じゃなくてもいい、「一般的なイラスト」を求めてきたお客さんが多かったんです。でも、それは全然無駄なことじゃなくて。おかげで技術もついたので。それからは、その仕事とMIZPAMの仕事の比重をだんだん変えていきました。最近はほとんどMIZPAMとして仕事が来るので、よかったな、と。

それから、色んな人と関わりができるというのも魅力かも。出会いは多いですよね。決まったジャンルじゃなくて、仕事の依頼をしてくださる色んな職業の人とも会うし。イラストが入っていればどんな仕事でもするので、デザイン関係の会社はもちろん、服屋さんや飲食店、バンドマンも。幅広いですね。

Q.活動の拠点を京都にしたのは何故ですか?

A.大学が嵯峨美(京都嵯峨芸術大学)で、そこから居座っちゃった感じです。京都って、住みやすいですよね。それに横の繋がりも、一回結ぶと結構どんどん広がっていく街というか。そういうところなので、活動もしやすいです。大学を京都にしたのは、何となく惹かれてですね。出身が九州の宮崎なんですけど、九州の人って京都への憧れが強いと思うんです。うちの父も京都が好きで、京都だったらいいよって。本当は、東京も福岡も行けたけど、なぜか京都を選んでたんですよね。京都って、なんかそういう魅力のある町じゃないんですかね。

“ディープな街、京都の魅力”

Q.京都の印象はどうでしょうか?

A.ディープ。オタクが多いですよね。京都しかないお店とか、こだわりがあってやってるお店とか。音楽とかでも京都から発信しようという人たちが多いですし。

大学の時は一人暮らしが嬉しくて遊んでたので、京都についてあまり考えたことなかったんですけど、仕事をしはじめるとそう思うようになりましたね。

Q.京都の魅力は?

A.今更ですけど、最近、幕末にはまってて。本とか映画とか見てると、「油小路って、え、ここや!」って。すごく身近に感じます。普通に街を歩いていても、何とか跡ってあったり。今更ながら京都に住んでてよかったなぁって思います。

そういう歴史的な魅力ももちろんあるし、あとは、広いようで狭い。一回誰かと繋がると、意外にも若い人たちとかとも、共通の知り合いがいたり。そこから仕事をもらったりすることもあるので、仕事をしていく上ではすごくやりやすい街だなと思います。京都で活動してますっていうと、県外の人も、「おおっ!」ってなったり、やっぱり違いますよね。

Q.学生でも楽しめる京都でお勧めの場所は?

A.ライブハウスとかクラブはどうですか?ちょっと怖い場所っていうイメージがあると思うんですけど、ライブにあわせて、私みたいな人がライブペイントをしてたりするんです。友達もできますね。

クラブというと、今、風営法で規制されてはいるんですけど、ライブペイントだったり音楽の仕事だったり、色々な人が活動をしてる場所でもあって。そういう場所がなくなると、きついというか、悲しい。だから、なくならないで欲しいという意味でも行ってもらいたいですね。そんな怖い場所じゃないので。

Q.初めてでも気軽に行けるところはありますか?

A.メトロ(川端丸太町にあるClub Metro)でやっているMステ、メトロステーションっていうイベントはすごく行きやすいと思います。J-popだけを流すっていう人もいれば、30歳超えたおじさんたちがピンクのジャンパーに半ズボン、ハイソックス姿で、ジャニーズの曲とか90年代に流行った曲にのりながらすごくかっこよく踊ってたり。大学生も多いので、ハードル上げずに行ける場所だと思います。ぜひ来ていただきたいです。

杉岡さんから大学生に向けてメッセージ

“若いからこそ、怖がらずに挑戦を”

若いからこそできるというか、仕事にしても、絵にしても、怖がらずに何でもやっとけばよかったかな、と思うんです。頭でっかちにならずに、これはこういうものと決めつけずに。

例えば、憧れてることとか、やりたいことがあるとして。それはすごく難しそうに感じるけど、いざやってみたら、いつの間にかその憧れだったステージにいるんです。そしたら、また次の憧れができるじゃないですか。またそれをやってみたら、ステップアップしてる。意外と簡単だったりするんですよね。だから、そんな難しいことじゃないよ。まずはやってみて、って思います。

  • MIZPAM 活動情報

■Rainbow’s End 2014

日時:2014年5月24日(土)

場所:京都円山公園 音楽堂

Web                     http://www.rainbows-end.jp/

「5月24日に円山公園の音楽堂で子供とか女の人もきやすいようなアコースティック(音楽)イベントがあって、それにライブペイントで出させてもらうんです。ライブペインターの人が4組くらい来るし、アコースティックの人も来るし。一般の人が来やすいイベントだと思うのでぜひ。 」

■西院ミュージックフェス

Web                     http://saifes.dip.jp/

「西院フェスも8月2日にあります。これも昼間っからしてるイベントなのでみんな来やすいかなと。」

■MIZPAM

Web                                  http://www.mizpam.com/

Facebook           https://ja-jp.facebook.com/mizpam.jp

Twitter                https://twitter.com/MIZPAM_

(聞き手/山田、写真/松村、アシスタント/梅枝)

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